私たちの不動産ビジネスは多岐にわたります。その内容を一言で説明することはなかなか難しいのですが、あえて言うと、『不動産の入口から出口までを明快にエスコートする』といった言葉になるかと思います。不動産には、買うとき、売るとき、借りるとき、返すとき、建てるとき、壊すときなど、携わる人々にとって必ず、入口と出口、そしてその間となるフェーズがあります。
お客様と不動産との関わりが、どのような段階であっても、お客様のメリットと幸せを最大限に考えた、明快な道筋を見つけだし創造し、ご一緒させていただくことが私たちの仕事であり喜びとなります。京都に根ざして30年以上、不動産に携わるお客様の営みを徹底してサポートしてきた証として蓄積されてきたビジネスドメイン、パワーをぜひ役立てていただければと思います。
お店を出したいという時に、おぼろげなイメージはあっても具体的に何をどうしていけばいいのかわからないというのが普通です。この場所でいいのか、建築費や家賃は妥当なのか、内装やインテリア、業務機器、資材の調達はどうすればいいのか、商業組合などの加入や近隣との関係性といった具合に、出店して営業を始める前にクリアしなければならないことは山ほどあります。それらを柔軟にサポートして、お客様のビジネスをスタートダッシュさせることがヘッドワークの仕事です。
一方、なんらかの理由により閉店しなければならなくなった場合においても、お客様の負担が最小限ですむよう、また適切に店じまいできるようにサポートしてお客様の次のライフワークに繋げていくこともヘッドワークの仕事です。
テナントの貸し借り、マンション・アパート・賃貸住宅の貸し借りはもちろん、どうすれば借り手のつく物件になるのか、借りる目的やライフスタイルにふさわしい物件かどうかなど、事細やかにサポート・コンサルティングさせていただきます。
ヘッドワークでは、レインズ等に登録されている物件をただ単に掲載して右から左へといったご案内はしておりません。私たちには、京都市内に数多くある各商業振興組合と今日までに構築してきた強いネットワークがあります。質の高い情報を厳選してマッチングし、ヘッドワークだからこそ提供できる情報、付加価値、メリットを貸主・借主の双方にお届けしています。
不動産の売買も、もちろんお任せください。収益においても実用においても、お客様が売り買いされる目的に応じて物件を精査し、市場を知り尽くしたコンサルティング能力とネットワークでお客様にとって有益なご契約へとエスコートさせていただきます。
京都の不動産事情は〝ややこしい〟〝いけずや〟といった声を耳にすることがあります。都と呼ばれてきた今日までの歴史が培ってきたある種の矜持と敷居の高さがもたらす商習慣がそのように感じさせてしまうのかもしれませんが、そんなことはありません。日本を代表するおもてなし文化が根付いている街であるからこそ、心遣い、心の通いが大切にされているだけです。大手では行き届かない、京都文化に精通した私たちの手腕をご活用ください。
昨今よく耳にする空家問題はもちろん、不動産の老朽化、社会環境に取り残されてしまうといった形で、負動産、腐動産と呼ばる資産になってしまうなど、今や不動産ビジネスとこれら問題を切り離して考えることはできません。お金を産まないのに税金を吸い取られるばかりか、逆に次の代への相続問題をも生み出してしまうなど、本来なら人の人生をより豊かにする資産であるはずのものが、目も当てられない状態になってしまう惨状が至る所で起こっています。
それら問題を抱えてしまった方に、解決の糸口を探し出して、最善の方法へとエスコートさせていただくこともヘッドワークの仕事です。腐動産であっても恥じる必要はありません。本当に手遅れになってしまう前に少しでも早く私たちにご相談ください。
